あかつきブログ

仏教、音楽、世の中の出来事、サッカーなどについてあかつきが感じたことをゆるーく書きます(^-^)

SUITS/スーツ 第8話

【SUITS/スーツ 第8話】フジテレビ系列、月曜21時放送

https://www.fujitv.co.jp/SUITS/

 

第8話あらすじ

甲斐(織田裕二)が烏丸建設に対する集団訴訟で畠中美智瑠(山本未來)と対峙するというストーリー。

 

感想

このドラマ、話の筋は普通におもしろいという感じです。

ただ、よくも悪くもパターン(ピンチの連続で追い込まれるけどなんだかんだ解決する)が決まっているので、驚ろかされたり何かに気づかされるということはあまりありません。

でも気軽に見られてスッキリできるのがいいところかなと思います。

 

今後どうなるか気になる点は大輔(中島裕翔)がバレるのかどうか、真琴(新木優子)と砂里(今田美桜)どっちを選ぶのかといったところですかね。

 

あとできれば大輔が身分を偽っていることに対する罪悪感と、遊星(磯村勇斗)の再生する姿が描かれてほしいなぁと思います。

 

と、色々書きましたが好きですし、おもしろいです。

 

私の満足度6(10段階)

昭和元禄落語心中 第7話

昭和元禄落語心中 第7話】NHK、金曜22時

https://www.nhk.or.jp/drama10/rakugo/

 

7話あらすじ

第7話は、与太郎(竜星涼)が八雲(岡田将生)の元に入門して10年、ついに真打昇進の話がでてきます。そんな折、小夏(成海璃子)が八雲の元へ妊娠したとの報告にやってきて・・・というストーリーでした。

 

感想

与太郎の真打ち昇進が内定します。

たしかに第1話のときと比べると上手くなってますよね。

もちろん演技でもあるんでしょうが、竜星さん自身も上手くなっているのかもしれませんね。ちゃんと10年間を感じさせる落語をしているように思いました。

 

小夏が八雲の元へ子供産みたい、妊娠3ヶ月だという報告にやってきます。

一人で子供を育てるという小夏を松田さん(篠井英介)が「私が絶対に許しません!戻ってきてください」と必死に説得し、一緒に住むことになります。

松田さんが小夏に対して我が子のように接してきたのだなと感じる場面でした。

 

小夏の報告に驚いた与太郎は思わぬ行動にでます。

「おいら、その子の父親になれねぇか」

「もちろん思い付きでしゃべってるよ。姉さんにとって、おいらなんて虫けら以下だし、二つ目の分際でほざく資格もねぇ。正直先はなんも見えねえ。けど今、この足りねぇ頭で考えられる最善の策だ」

プロポーズ!

驚きの行動ですが、1話を見た人はこの二人の恋愛も描かれそうだなとは思いましたよね。

小夏の返事、そして小夏の子の父は誰なのだろうと気にしながら見ていました。

 

八雲が出かけた先は、先代八雲の墓参りでした。

「死んだものはもう年をとらねんだよなぁ」

たしかにその通りです。

しかし、亡き人は消えてしまうわけではありません。

むしろ亡くなって存在感が強くなるということもあるでしょう。

「お前さんも来てたかい」

「墓場に出るなんざ律儀だねぇ」

亡くなった助六(山崎育三郎)もまた、師匠の墓参りに来ていたのでした。

この八雲と助六が向かい合うシーンが今話で一番印象に残るシーンです。

「何かしゃべりやがれ!咄家だろ。その顔はなんだい」

一言も発することのない助六に対して八雲は問いかけます。

老いぼれを笑ってるのか、それとも怒っているのか。

小夏や、落語の現状をどうにもできていないことに対して怒っているのかと。

八雲の一方的な発言だけでしたが、まさに対話でしたね。

それにしても、「咄家は老いてからが華だと言うけれど、間違いなく八代目は今が一番お美しい」と萬月(川久保拓司)が言うように落語の場面も、それ以外の場面の佇まいも、八雲は美しいですね。

美しいし哀愁を帯びています。

 

与太郎の急なプロポーズに対して小夏はどう考えているのでしょうか。

「とにかく、私はお父ちゃんが好きで、落語が好き。それしかないんだ」

「ただ、父ちゃんの血を、助六の血を絶やしたくないだけなんだ。そんないかれた女を背負わせるわけにはいかないもん」

恋愛感情とまでは言えないまでも、小夏も与太郎のことを想う気持ちはあるのですよね。

そしてこのときの会話からお栄(酒井美紀)が小夏の子の父親が誰なのか勘付きます。

 

さて、与太郎の過去が週刊誌に載ってしまいます。

それに加えて芸の面でも実は壁にぶち当たっているところなのでした。

助六の名を継ぎたいという助六に対して、

「名前なんかより芸だよ」

「てめぇのすべてで落語と向き合うんだ!」

「向き合ってんなら、歯くいしばって続けるこった」

師匠(八雲)の言葉が突き刺さります。

 

そして萬月がついに突きとめた小夏の相手とは、与太郎が以前所属していた組の親分(中原丈雄)なのでした。

本当に親分が相手なのでしょうか。

私は原作を見ていないので知らないのですが、そうだとしたらたしかに与太郎にとって驚くべき相手です。

相手が誰なのか小夏が明かさないのも分かりますね。

 

今回は回想篇から戻ってきて、またつなぎの回という感じでもありました。

与太郎の昇進話や週刊誌、小夏の妊娠など色々と動き始めましたね。

今後の展開が楽しみです。

 

私の満足度7(10段階)

報恩講とライブ

報恩講

先日自坊の報恩講でした。

 

法話は私の同級生に「就人立信」「依正二報」「時機相応」についてお話していただきました。

字面だけ見ると難しいですが、ご自身の体験談を交えながらわかりやすくお話ししていただきました。

うなずきながら聞いておられる方が多くて、お聖教の言葉を並べても丁寧にお話しすれば伝わるのだなと思いました。

私も聞かせていただけてよかったです。

昨年より大勢の方に足を運んでいただいてほっとしました。

 

ライブ

11/25(日)は2回ライブしました。

 

その1 ジャズ

1Blue Trane

2My Favorite Things

3Impressions

4Out to Lunch

 

おもいっきりフリーな曲もあって楽しかったのですが、私としては少し悔いの残る演奏となりました。

フリージャズなのに自由じゃなかったです。

まだまだ技量が足りないのだなと痛感しましたし、抽象的な言いかたですがその場にいる方と場を共有することができなかったように思います。

リハで吹きすぎて疲れてしまったというのもあるかもしれません。

私以外は実力的に申し分ないメンバーだったので、また機会があればよりよい演奏をしたいです!

 

その2 先輩の披露宴二次会

家族になろうよ

2セロリ

 

先にあったフリージャズとは違い、ポップスのわかりやすい曲でした。

めちゃくちゃ気持ちよかったです!

演奏自体もまとまっていましたし、二次会ということであたたかい空気のなかで演奏することができました。

ジャズも大好きですが、ポップスやロックの演奏も続けていきたいです。

幸せそうなお二人の姿を見て、私も幸せな気分になりました。 

 

楽しい1日となりました♪

今週のドラマ

色々と立て込んでおり残念ながら今週末はブログ書けません。

なので、ざっくりとドラマを振り返ります!

 

【獣になれない私たち 第7話】日本テレビ系列、水曜22時放送

「私たち、誰の人生を生きてきたんだろう」

自分の人生を生きているのだろうか?という問いかけが印象に残りました。

おもしろい回だったので本当は詳しくブログ書きたかったです。

 

私の満足度8(10段階)

 

【ブラックスキャンダル 第8話】日本テレビ系列、木曜深夜放送 

超展開すぎる!笑

ついていけなくなりつつあるけど最後まで見ますよ!

 

私の満足度5(10段階)

 

まんぷくもまとめて書いてしまおうと思いましたが、やっぱり来週頭に書こうと思います!

僕らは奇跡でできている 第7話

【僕らは奇跡でできている 第7話】フジテレビ系列、火曜21時放送

https://www.ktv.jp/bokura/index.html

 

第7話あらすじ

虹一(川口和空)が家出して一輝(高橋一生)の元へいきます。一輝の家で、一輝・虹一母(松本若菜)・育美(榮倉奈々)の三人が話し合い・・・というストーリーでした。

 

感想

飛べない鳥は、飛べないのか飛ばないのか・・・

ありのままの尾崎(北香那)は、言いたいことを言えない尾崎なのか言いたいと思ってる尾崎なのか。

上手いこと言っているようなそうでもないような・・・。

新庄(西畑大吾)の発言を聞いて最初はそう思いました。

でも考えてみればたしかに、やりたいことや言いたいことがあるのに「できない」とか「しちゃダメだ」と思い込んで自主規制してしまうことはよくありますよね。

尾崎さんはこの問いにどう応えるのでしょうか。

 

虹一が家出して一輝の家へ来ます。

虹一が一輝の元へ向かったのではないかと疑う虹一の母。

水本歯科で一輝と鉢合わせ、そのまま一輝の家へ向かいます。

一輝の家で母は虹一を連れ戻そうと試みます。

「できないならやればいいの」

「逃げるのはやめようよ」

「やればできるよ」

あぁ、これは私も人生の中で何度も言われてきた言葉です。

私は人一倍不器用なのですが、どうやらそれがサボっているように見えるみたいです。

他の人ができているのですから、そう思われるのも仕方がないのかもしれません。

「僕はダメじゃない!」

虹一の叫びは私の心の中の叫びでもあります。

 

虹一は一輝の家で一泊して翌日森へ行きます。

帰宅するとお母さんが迎えにきていました。

「人並みにできるようになんとかしなきゃ」

「やればできるということを教えてあげたい」

と言うお母さんに対して一輝は「やれないのかもしれません」と返しますが、お母さんはさらに「やりたくないからですよ」と決めつけてしまいます。

ここから一輝の過去が語られます。

 

「僕は子どもの頃人と同じようにできなくて、先生に怒られてばかりでした。僕をばかにしたようなことを言う人たちもいて、学校は大嫌いでしたが、理科は大好きでした。中学のとき理科クラブに入りました。あるとき理科クラブでジュウシチネンゼミの研究発表をして、みんなにすごいって言われました。先生にも褒められました。そんなことは初めてでした。すごいって言われるのが嬉しくて、もっとすごいって言われたいと思いました。すごいって言われたいから、理科クラブを続けました。僕を馬鹿にした人たちのことも見返してやりたいと思いました。最初は楽しかったです。でも、生き物のことだけは絶対に負けたくないって思ってるうちに、すごいことをやらなきゃって思うようになりました。そうしたら、生き物の観察が楽しくなくなりました。辛くなりました。寝るときイーってやっても眠れなくなりました。僕の祖父は、やりたいならやればいい、やらなきゃって思うならやめればいいっていいました。笑って言いました。理科ができてもできなくても、僕はいてもいいんだなぁって思いました。そうしたら、よく眠れるようになりました。生き物の観察を、またやりたいって。思いました。僕は、やれないことがたくさんありましたが、今もありますが、やりたいことがやれて、ありがたいです。虹一くんは、絵を描くことが大好きです。あ、お母さんのことも大好きです。」

 

ノーカットでお送りしました!笑

ラップで言えばパンチラインしかないような台詞ですね。

一輝もかつてはウサギだったのです。

第一話の感想で一輝は育美にたいしてちょっと上から目線だなあと思ったのですが、自分自身もウサギとして苦しんでいたからこそ出てきた言葉だったのですね。

この一輝の言葉にこれ以上感想を付け足す必要はないかなと思います。

そして虹一は家へ帰っていきました。

 

鮫島先生(小林薫)がおじいちゃん(田中泯)の元へやってきます。

「やっぱり一輝はあなたでできてますね。一輝が安心できる世界をつくったじゃないですか」

「家と、この森だけ。ちっぽけな世界です。それだけでもこの世界にいていい理由になる。外に安心できる世界を作ってくれたのは、鮫島先生です」

こういう場面があるのがこのドラマの丁寧なところだと思います。

こういう場面というのは、視聴者が疑問に感じたり、ツッコミどころだと感じる部分に対して回答が描かれるシーンについてです。

このドラマを好意的に見ている人でも、一輝は恵まれているだけなのではと思う人は多いでしょう。

たしかに一輝はおじいちゃんや鮫島先生に守られており、恵まれています。

しかし、あえて恵まれているということをまっすぐ描くことによって、人は環境次第で誰でも変わることができるかもしれないということが示唆されているように思います。

 

「自分じゃなんとも思ってないことが意外とすげえってことあんのかな」by新庄

尾崎さんの才能は「人には話せないけど、尾崎さんにはなんか話せる」というものでした。

「あたし、やっぱり言いたいこと言える自分がいい」

冒頭の問いかけに尾崎さんが応えます。

そしてさっそく言いたいこと言って、一歩踏み出すのです。

「新庄くんてさ、爪のかたちが綺麗だよね!」

尾崎さん魅力的な人ですね。

 

さて、虹一は光に対する感受性が強く、文字を読むときにストレスがかかることがわかりました。

文字を読もうとすると頭が痛くなっていたのは、それが原因で言い訳ではありませんでした。

「ダメなのは私でした」

「ダメな母親だって思われるんじゃないかって」

「見えない敵を、自分で勝手に作ってました」

「ありがとうございました」

「私、虹一のことが羨ましかったのかもしれないです」

他に原因があるのに、心の問題に矮小化されてしまうことはよくあることだと思います。

お母さんがこんなにすぐ変わるかなとも思ったのですが、それだけ一輝の言葉に感じるものがあったのでしょう。

育美と同じように、一輝との出あいは「わがみ」を知らされるものだったのですね。

なんだか今回の話を見ていて私は観経の韋提希夫人を思い出してしまいましたよ。

「汝はこれ凡夫なり」

韋提希夫人にとっては、お釈迦さまとの出あいによって自分の姿を知らされたのです。

自分で自分の姿を見ることはなかなかできませんから、自分の姿を知らされるような出あいを大切にしたいですね。

育美もすっかり黒育美から白育美になってしまって、なんだか寂しい気がします(笑)

 

「誰でもできることはできてもすごくないんですか?」

人よりもすごいことや、人と違うことをしていないとなかなか評価されないですけど、考えてみればここに存在していること、生活していることがすでにもう奇跡的ですごいことなんですよね。

その上で自分のやりたいことができれば幸せなはずです。本来は。

でもそれでは満足できずに、人と比べて少しでも上に立とうとして苦しむわけです。

毎週同じようなことを書いて恐縮ですが、このドラマでは我執による苦しみが描かれていると思いますし、どうしても仏教の視点で見てしまいます。

 

次回は気になっていた山田さん(戸田恵子)の過去が明らかになるのでしょうか。

来週も楽しみです。

 

私の満足度8(10段階)

SUITS/スーツ 第7話

【SUITS/スーツ 第7話】フジテレビ系列、月曜21時放送

https://www.fujitv.co.jp/SUITS/

 

今回は簡単に書きます。

 

・真琴(新木優子)試験苦手。父弁護士(竹中直人)

 

・今回は甲斐VS聖澤(竹中)

 

・砂里(今田美桜)「そこまで大貴を悩ませるなんてすごいな」

 

・大輔(中島裕翔)が替え玉してたこと真琴にバレる

 

・「幸村・上杉法律事務所」は上杉追い出した

 

感想

大輔の正体はこのまま真琴にバレてしまうのでしょうか。

恋の行方も気になります。

上杉がどう絡んでくるか楽しみですね。

後半にかけておもしろくなってきたなと思います。

来週も期待です!

 

私の満足度7(10段階)

昭和元禄落語心中 第6話

昭和元禄落語心中 第6話】NHK、金曜22時

https://www.nhk.or.jp/drama10/rakugo/

 

6話あらす

第6話は、菊比古(岡田将生)は助六(山崎育三郎)を取り戻すために四国へいきます。そこでしばらく小夏(助六とみよ吉の娘)を含め三人での生活が続きます。助六を復帰させるために四国で落語会を開いた夜、菊比古はみよ吉(大政絢)と再会し・・・というストーリーでした。

 

感想

楽しみに見ているドラマの楽しみにしていた回にも関わらず、なんと録画するのを忘れてしまいました。

なんとか見ることができましたが、以後気を付けたいです。

再放送までは待てませんでした(笑)

 

「必要だからだ、お前さんの落語が。あたしはお前さんを取り戻したいんだ」

「あたしのためにやれっていってんだ」

なんとしても助六を連れ戻そうという覚悟で四国へ向かったんですね。

菊比古は何度も別れを経験してきましたから、もう大切な人を失いたくない気持ちもあったのでしょうが、ライバルや同士が必要なんだという思いもあったのではないでしょうか。

私が学生時代音楽のサークルに所属していた頃、キャンパスが二つに分かれていたので、同じサークルですがそれぞれのキャンパスに別れて練習をしていました。

ある日もう一方のキャンパスと合同練習をしたとき、私の通っていたキャンパスの部員よりもう一方の部員たちのほうが上達していて大変驚きました。

理由はもう一方のキャンパスの方が部員数が多く、切磋琢磨する環境にあったからだと思います。

私はそのときライバルや支え合う仲間の必要性を強く感じました。

 

 

小夏とともに暮らしていた助六ですが、みよ吉との仲は上手くいっていないようです。

「あいつには、やっぱりお前さんしか見えてねぇんだよ」

と菊比古に言いつつも、自分にも原因があることを強く自覚しているようでした。

 

小夏のリクエストで野ざらしを二人で演じます。

二人の息がぴったり合っていて見ていて楽しいような、このあと悲しい展開になることは予想がついていましたのですでに哀しいような気持ちにもなりました。

 

 

さて、菊比古と助六は四国で落語の二人会をおこなうことになりますが、みよ吉はチラシで待ち焦がれていた菊さんが来ることを知ります。

当日松田さん(篠井英介)が東京からやってきます。そしてみよ吉も会場に訪れます。

「坊、お前さんいい咄家になったな」

先に終えた菊比古にそう言って、助六は芝浜を演じます。

「勘弁してくれ」

今回の話は芝浜がすべてだと思います。

圧巻でした。 

 

終演後、東京に帰って3人で暮らそうという菊比古に助六は、一人になりたいんじゃなかったのかと問います。

「人ってぇのはすべてわかりあえるわけがない。それでも人はともに暮らす。取るに足らねぇ、詮ないことをただ分け合うことが好きな生き物なんだ。だから人は一人にならないんじゃないか」

菊比古の答えです。

心の底から出た正直な言葉だと思います。

 

その夜、菊比古とみよ吉が再会してしまいます。

「一人で生きると、あんなに固く心に決めたのに。なぜ、人の性分はこうも愚かなのでしょうか」

二人は口づけを交わします。

わりと生々しい描写にも関わらず、美しいシーンでした。

みよ吉は建物から下の景色を眺めて一言

 

「すごくきれい。落ちたら大変ね。一緒に死んじゃおっか?」

 

その一言を聞いて助六が飛び出てきます。

「やり直させてくれ」

「今日やった芝浜、あれはお前がいなかったらできなかった」

ふいに、みよ吉は建物から転落してしまいます。

助六は助けようと飛び込み、みよ吉を掴みますがともに落ちてしまいます。

菊比古はとっさに助六の手を掴みますが二人を引き上げることはできず、助六とみよ吉は落下していきます。

また菊比古は一人になってしまうのでした。

どうなるのが正解だったのでしょうね。

 

「落語を葬り去ろう、助六に捨てられた今、その助六が恋い焦がれた八雲の名とともに、落語と心中しよう」

 

菊比古は助六とみよ吉の言葉を受け継ぐ小夏とともに暮らしていくことになりました。

助六は菊比古の中で生き続けることになります。 

 

助六が託した想い自体は届かなかったですが、芝浜は最高でした。

もっと長い尺でも良かったのではないでしょうか。

それと別れのシーンが意外とあっさりしていましたね。

それほど突然で一瞬の出来事だったということでしょうか。

私としてはその二つのシーンがもう少し長ければ満足度も高くなったように思います。

 

とはいえ、やはりおもしろいドラマです。

来週は回想から1話に戻ってくるようで、また楽しみです!

 

私の満足度7(10段階)