僕らは奇跡でできている 第2話
【僕らは奇跡でできている 第2話】フジテレビ系列、火曜21時放送
https://www.ktv.jp/bokura/index.html
これは難しいテーマに挑戦しているドラマだなと1話を見た時以上に感じました。
今のところとても丁寧に描かれていると思います。
繊細に書かれている中にも力強いセリフが多いです。
「昔大嫌いだった人と仲良くなれた」
「昔の僕は僕が大嫌いで毎日泣いていました」
というセリフには共感しました。
私も周囲に馴染めないときや空気が読めないとき、自分はなんてダメな奴なんだろう、なんで「普通」にできないんだろうと思うことがありましたから。
でも私の解決法というか社会との折り合いの付け方は、納得いかないことがあっても無難に対応してなるべく距離を取るということです。
自分を貫き通して、人と合わないならそれでいいやという相河先生(高橋一生)のような境地にはなかなかなれません。
相河先生にイライラする人の中には、私は我慢しているのにあんたは自由にしてるのがムカつくんだよという人もいるかもしれません。
私も何かと我慢することが多いので、少し気持ちがわかります。
「自分はすごいって証明したい」
「下に見てんだろ」
というセリフは水本育美(榮倉奈々)が言われていた言葉ですが、まるで自分に言われている言葉のように思いました。
自分を上にして、他者を下に見る。都合の良いものを求め、都合の悪いものを避けようとする。
苦しみは我執による分別(都合の良い「私」を求めて価値判断をすること)からくるものなのですよね。
はっとさせられたセリフです。
一つ気になるのは冒頭に難しいテーマと書いた部分なのですが、「これがダメで、これが正解」ということを主張する展開になるのであれば、結局それは分別(比較し合う)の世界の中なのではないかということです。
相河先生と遊ぶ子供のお母さんが「よくわからない大人の人と遊んではいけません」と言うのとか、樫野木先生(要潤)の相河先生に対する反応や教授に媚を売る姿は決して間違った姿ではないと思います。というか普通に生活している人の素朴な反応です。
「相河先生のような生き方を目指しましょう」とか「変わった人でも受け入れましょう」となっていくのか、違う描き方になっていくのかというところが見どころではないでしょうか。
「自分のやりたいことができていますか?」「人の目を気にし過ぎたり、人と比べたりしていませんか」と問いかけられるようなドラマであって欲しいというのが私の希望です。
これだけ考えさせられるのですから良いドラマなのだと思います。
私の満足度:9(10段階)