あかつきブログ

仏教、音楽、世の中の出来事、サッカーなどについてあかつきが感じたことをゆるーく書きます(^-^)

僕らは奇跡でできている 第4話

【僕らは奇跡でできている 第4話】フジテレビ系列、火曜21時放送

https://www.ktv.jp/bokura/index.html

 

第4話は一輝(高橋一生)が自分の講義を受けている学生、新庄(西畑大吾)の実家であるこんにゃく店をたまたま訪れ、新庄とその友人たちも一輝を追いかけて新庄の実家(群馬)へ行くというストーリーでした。

 

なぜかドラマについてはストーリーを逸脱した感想を書いてしまいがちなので、今回は沿っていきます!

 

まず冒頭、回想シーンの「土は毎日違う。森も空も毎日変化する」というくだりに仏教要素をびんびん感じました。

おじいちゃん役の田中泯はハマり役ですねぇ。

 

今回はこんにゃくに関する豆知識が丁寧に説明されていましたね。

こんにゃく芋は大きくなるまでに3年かかり、育つかどうかは運任せなので昔は「運玉」と呼ばれていた。こんにゃくは芋から作るパターン(黒くなる)と、加工された粉から作るパターン(白くなる)があって、白いこんにゃくに海草を入れて黒く見せることがある。シュウ酸カルシウムによるえぐみがあり、石灰でえぐみをぬく必要がある。こんにゃくは奈良時代にはすでにあった。しらたきで肉が固くなるのはガセ・・・などなど勉強になります。

と思っていたところにマンナンライフのCMが流れましたけど、そういうことですか?笑

そういえば毎回ドラマの中にこんにゃくゼリー出てくるのもそういうことですか?

勉強になったし、こんにゃくゼリーもおいしいので問題なしです!

 

こんにゃくとは「存在をなくしたときにこそ、その存在感を発揮する偉大な食べ物」であるという一輝のセリフは納得です。あると嬉しいというより、無いと寂しい食べ物ですよね。

でも、そこまで語っといて肉から食べるんかーい!とテレビの前の皆さんは一輝にツッコんだことでしょう。

 

新庄の「先生は世界中飛び回る仕事してていいな、こんにゃく作りなんて毎日同じことのくりかえしだ」という発言に対して、「その日の天気や環境に合わせて毎日作業が変わる。毎日同じ作業ではない」という一輝の返しが良かったです。

 

そして回を重ねるごとに育美(榮倉奈々)を応援したくなります。

「育美がそう思ってるならしょうがないよ」という鳥飼(和田琢磨)には腹立ちました。

育美にはもっと合う人がいるよって思います。

イライラをぶつけている面もあるとはいえ、仕事をなめてる部下に怒るのも普通のことでしょう。

育美は一般社会の物差しで見れば真人間なので、可哀想になってきます。

でも鳥飼が嬉しそうに育美のことを自慢していたというシーンもあって、もしかして誤解パターンなのでしょうか?

 

さて、新庄の「こんにゃく作ったほうが良いですかね?」という質問に対して一輝は

「僕が新庄さんなら作りません」

と答えました。

どういう意味でこの答えになったのかはわかりませんがおもしろいですね。

きっと新庄としては背中を押してほしかったのでしょうが、本当にやりたいことであればこういう聞き方にはならないんでしょうし、人に聞く前に行動する気がします。。

でも自分がおもしろいと思うことを見つけるのも簡単じゃないよねと思いながら見ていました。

 

おもしろかったです。

 

私の満足度8(10段階)