◎本日の活動
・お参り

・読書

・桜嵐坊さんライブ配信視聴

内藤理恵子先生の新著『正しい答えのない世界を生きるための「死」の文学入門』を読みました。仏教関係の方々の間では前作のときのほうが盛り上がっていたような気もしますが、前作を超える面白さだと思ったので興味のある方は是非読んでみてください。

文学を題材にしているのに、感想ツイートで音楽を前面に出してしまって少し反省しています。音楽愛が伝わってきましたし、コンセプトのはっきりしたアルバムを聴いている感覚で読み進めました。人間の歪みやズレが芸術表現につながるというのはその通りだと思います。最近の私は創作するには気持ちが落ち着きすぎている気もしますが、自分の闇ともう一度向き合って音楽を作りたいです。

イラストが入ったり、キャラクターが登場したりして読みやすいのですが、情報量が多くて読み応えがあります。本書で紹介されている本を読んだ上で再読するとさらに楽しめそうなので、私も少しずつ小説を読み進めていきたいと思います。

正しい答えのない世界を生きるための「死」の文学入門

作者:内藤理恵子
発売日: 2020/11/27
メディア: 単行本（ソフトカバー）

◎本日の仏教

桜嵐坊さんのYouTube ライブ配信を視聴しました。ゲストはギエぽんさんです。

前半は無量寿経のルーツはどこにあるのかという内容で、これはなかなか必見です。今のところ公開されていませんが、本日の内容がもしアップされたら見直して勉強します。動画の中で紹介されていた佐々木閑先生の『ゴータマはいかにしてブッダになったのか』は以前読んだことがあり、読みやすくておすすめの一冊です。しかし、動画で触れられていた阿弥陀信仰の起源に関する箇所は覚えていませんでした。やはり記憶力には限界がありますね。動画を見終わったあとに読み直して確認しました。

往生思想は生天思想の影響を受けているのか気になっていたので、質問された方がいらっしゃって聞くことが出来たのでよかったです。

そして、キリスト教と浄土真宗の比較研究おもしろそうですね。