あかつきブログ

仏教、音楽、世の中の出来事、サッカーなどについてあかつきが感じたことをゆるーく書きます(^-^)

政府にお金をたくさん出して欲しいなと思っています

みなさん落ち着いて行動されていますね。

私も引き続き気を付けながらゆるゆると過ごしていきます(^^)

 

ただ、経済政策がイマイチになりそうで心配です。

普段政治の記事は書きませんが、平時ではありませんからね。

素人ですから難しいことは書けませんし考察は出来ませんが

政府にお金をたくさん出すように求めませんか? 

と思っているので書いてみます。

 

1、消費増税のダメージ

以前、消費増税を延期すべきではないかという記事を書きました。

そのまま増税した結果日本経済はどうなったでしょうか。

19年10~12月期GDP改定値、年率7.1%減に下方修正(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HCB_V00C20A3000000/

 

2019年10月~12月のGDPが年率換算7.1%下落しました。

つまり昨年末からすでに景気は悪くなっていました。

今回の世界的な景気悪化が無くてもまずい状況にあるということです。

 

2、何をすれば良いのか 

野口旭先生の記事が分かりやすいです。

www.newsweekjapan.jp

記事の内容をまとめると

◎感染拡大期→所得補償・代替的に低額給付

◎感染が落ち着いたら→消費減税・低額給付

◎長期的には→金融政策・財政政策によりインフレ目標達成を目指す

 

もう少し分かりやすく書くと

◎感染拡大期→自粛していても生きていけるようにお金を配る

◎感染が落ち着いたら→買い物したくなるように税金を下げてお金を配る

◎長期的には→安心して働くことができる社会を目指す政策をおこなう

 

まさに今の日本に必要な政策であると思います。

 

「お金を配る」という姿勢を見せなければ自粛は続かないでしょう。

今でもギリギリで生活をしている方が大勢いらっしゃいます。経済対策が感染症対策にもつながるのではないでしょうか。また、消費増税によって不況になったのですから、単純に考えれば消費減税も必要ではないかと素人としては思うところです。

 

必要な経済政策を怠れば命に関わります。

例えば失業率と自殺率には相関関係があります。

www.newsweekjapan.jp

もちろん感染拡大を防ぐためには経済を回さない必要もありますし、当面は雇用の安定というよりも生活のためにお金を配る必要があるでしょう。

公衆衛生学者が書いた『経済政策で人は死ぬか?』はまさに今こそ読まれるべき一冊だと思います。

 

3、財源は大丈夫なの?

現状では問題ありません。

借金だけではなく、資産も合わせて見れば日本は健全財政です。

森永卓郎さんの本に詳しく書かれています。 

 

また、経済危機や恐慌には財政赤字を気にするよりも命を救う政策を優先するのがセオリーですし、私はそういった政策を支持します。

なんと健全財政が大好きなメルケルさんまでが新規国債発行を解禁しています。

ドイツ、追加予算18兆円規模に 借金ゼロは棚上げ(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57079960S0A320C2MM8000/ 

ドイツでさえ財政赤字を許容するのですから、日本も新規国債を発行して大規模な財出があり得ると私はまだ信じています。

 

4、まとめ

お金を配るのは倫理に反しているような気がして不快だという方もいらっしゃると思います。

ただ、お金を刷る&配る・使うのが不況期における基本的なマクロ経済政策なので今だけは許していただきたいです。

ぜひお金をたくさん出して欲しいと訴えましょう!

今は政府が情報を小出しにしながら様子を見ている段階だと思いますから、国民が声をあげれば届くのではないでしょうか。

経済政策は命に関わりますし、一人でも多くの方の生活が救われることを願っています。

 

5、法座について

経済の話とは関係ありませんが、法座を開催するにはどのような対策が必要かと話題になっていたので少しだけ思うところを書いておきたいと思います。

私としては、今はまだ感染拡大局面ですから法座は延期すべきだと考えています。

ただ、あくまでも自粛は要請ですし、私たちは自由主義の世の中を生きているのですから行事を開催するという判断をされるお寺も当然あるでしょう。

その折にはこの記事は参考になるかと思います。

http://shinshuhouwa.info/column/

繰り返しますが、私個人は感染拡大期においてはなるべく法座の延期が望ましいのではないかと考えています。ただし無防備で開催するよりは、対策をして開催する方が良いでしょう。地域によって感染流行の状況も異なりますしね。

感染収束まで長期戦となる可能性も出てきています。少し落ち着いて来れば小規模イベントから開催していくという流れになるかもしれません。そのときのために今からウイルス対策を考えておくことも必要かもしれませんね。

開催・延期・中止など個々の判断について批判をするつもりはありませんし、私も引き続き様子を見極めていきたいなと思っています。

 

次回は明るい話題でブログ記事を書くつもりです(^^)