「#2023年おすすめ仏教書3冊」とハッシュタグを付けてツイートして、2023年に読んだおすすめ仏教書3冊を紹介し合うという企画をおこないました。
皆様ご投稿ありがとうございました。
企画の詳細は以下のブログ記事をご覧ください。
本記事は皆様のご投稿の中から
・2023年に出版された本
・2022年以前に出版され、複数投票された本
以上2点のいずれかに該当する本をまとめたものです。
順位を付けるという趣旨ではなく、あくまでもおすすめの仏教書を共有しようという企画です。
それでは、さっそく投稿結果を発表いたします。
2023年に出版された本 部門
9票
『浄土思想』岩田文昭(中公文庫) 2023
8票
『ブッダという男 −−初期仏典を読みとく』清水俊史(ちくま新書)2023
5票
3票
『増補改訂 近代仏教スタディーズ』大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎 (編) (法藏館)2023
『唯識 これだけは知りたい』加藤 朝胤 (監修), 船山 徹 (著), 石垣 明貴杞 (著)(法藏館)2023
2票
『阿弥陀仏と浄土 親鸞が歩んだ道』内藤知康(法藏館)2023
『一億三千万人のための『歎異抄』』高橋源一郎(朝日新書)2023
『梵網経の教え 今こそ活かす梵網戒』船山徹(臨川書店)2023
『ブッダの瞑想修行 ミャンマーとタイでブッダ直系の出家修行をした心理学者の心の軌跡』石川勇一(サンガ新社)2023
『須弥山と極楽 ――仏教の宇宙観』定方晟(ちくま学芸文庫)2023
『夜明けを待つ』佐々涼子(集英社インターナショナル)2023
1票
『生きものたちと仏教のはなし』華園真慶(法藏館)2023
『親鸞 尊厳・平等の念仏』芳滝智仁・武田達城(阿吽社)2023
『唯信鈔文意』 親鸞 (著), 阿満 利麿 (エピローグ) (ちくま学芸文庫)2023
『わたしの正信偈 教えのかなめ』玉木興慈(本願寺出版社)2023
『わたしの正信偈 七高僧の道のり』玉木興慈(本願寺出版社)2023
『和讃の響き』吉元信暁(東本願寺出版)2023
『心配しないこと』アルボムッレ・スマナサーラ(大和書房)2023
『ヴィパッサナー瞑想の教科書 マインドフルネス 気づきの瞑想』バンテ・ヘーネポラ・グナラタナ (著), 出村佳子 (翻訳)(徳間書店)2023
『今このとき、すばらしいこのとき―日々の暮らしの中で唱えるマインドフルネスのことば』ティク・ナット・ハン (著), 島田 啓介 (翻訳) (新泉社)2023
『Power up Your Life パワー・アップ・ユア・ライフ 力強く生きるためにブッダが説いたカルマの法則』アルボムッレ・スマナサーラ(サンガ新社)2023
『ハンチバック 』市川沙央(文藝春秋)2023
『増補 破戒と男色の仏教史』松尾剛次(平凡社ライブラリー)2023
2022年以前に出版された本 部門
2票
『釈雲照と戒律の近代』亀山光明(法藏館)2022
『考える親鸞 「私は間違っている」から始まる思想』碧海寿広(新潮選書)2021
1票
『イラストで知ろう！東本願寺』(東本願寺出版)2021
『仏のなりかた 上座部、説一切有部、唯識派による古典的成仏論』大竹晋(春秋社)
『親鸞「六つの顔」はなぜ生まれたのか』大澤絢子(筑摩選書) 2019
『真宗大谷派の荘厳全書』西田真因(四季社)1994
『光雲な毎日―阿弥陀さまにもらった、なくならない幸せ』久保光雲(コスモスライブラリー)2015
『高野聖』五来重(角川ソフィア文庫)2011
『はじめて読む正信偈』井上尚実(東本願寺出版)2022
『チベット旅行記(1)』河口慧海(講談社学術文庫)1978
『性と呪殺の密教』正木晃(ちくま学芸文庫)2016
『仏の教え ビーイング・ピース―ほほえみが人を生かす』ティク・ナット・ハン(中公文庫)1999
『老荘と仏教』森三樹三郎(講談社学術文庫)2003
『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』師 茂樹(岩波新書)2021
『龍樹―あるように見えても「空」という― (構築された仏教思想)』石飛道子(佼成出版社)2010
『「日々是好日」経―[新版]悩みと縁のない生き方― (初期仏教経典解説)』アルボムッレ・スマナサーラ(サンガ)2016
『初期仏教』馬場紀寿(岩波書店)2018
『三教指帰と空海 偽撰の文章論』河内昭圓(法藏館)2017
『Manual of Insight』Mahāsi Sayadaw(Wisdom Publications)2016
『A MANUAL OF Self-Awareness』LUANGPOR TEEAN JITTASUBHO
『Waking, Dreaming, Being: Self and Consciousness in Neuroscience, Meditation, and Philosophy』Evan Thompson(Columbia University Press)2014
『禅とキリスト教 クラウス・リーゼンフーバー提唱集』クラウス・リーゼンフーバー(知泉書館)2022
『自己牢獄を超えて 仏教心理学入門』キャロライン ブレイジャー (著), Caroline Brazier (原名), 藤田 一照 (翻訳)( スモスライブラリー)2006
『仏教要論』龍谷仏教学会編(百華苑)1987
『仏教概要』教化研究所(編)(法藏館)1953
『中論 上―縁起・空・中の思想』三枝充悳(訳註)(レグルス文庫)1984
『仏教思想へのいざない―釈尊からアビダルマ・般若・唯識まで』横山紘一(大法輪閣)2008
『仏教要語の基礎知識』水野弘元(春秋社)2006
『仏教入門』高崎直道(東京大学出版会)1983
『インド・中国・日本 仏教通史』平川彰(春秋社)2006
『真宗要義』上中下、全3巻(龍谷大学出版部)1928
『眞宗概論』普賢大圓(百華苑)1988
『大無量寿経聴記』曽我量深(弥生書房)1995
『大無量寿経総説』金子大栄(春秋社)1984.
『空と無我 仏教の言語観』定方晟(講談社現代新書) 1990
『哲学する漱石: 天と私のあわいを生きる』長谷川徹(春秋社) 2021
『親鸞聖人と報恩講』(真宗大谷派名古屋別院)2022
『「正信念仏偈」講讃』本多弘之(東本願寺出版)2022
『讃嘆の詩〈上巻〉若人よ一道にあれ』上下巻 住岡夜晃(樹心社)2003
『西山のおしえ』竹村賢明・大塚霊雲他(浄土宗西山禅林寺派宗務所)1980
『わが心の歎異抄』今井雅晴(東本願寺出版)2019
『歎異抄の輝き―唯円が出遇った親鸞』小野蓮明(東本願寺出版)2022
『るるぶ 親鸞ゆかりの地』(JTBパブリッシング)2022
『絵解観音経』真言宗豊山派総本山長谷寺
『8マインドフル・ステップス』バンテ・H・グナラタナ (著), 出村佳子 (翻訳)(サンガ)2014
『ひとり仏教のすすめ―小さな悟りで人生の確信をつかむ法 仏法は遠くにあらず近きにあり』本多信一(山下出版)1997
『法句経講義』友松圓諦(講談社学術文庫)1981
『ブッダが説いたこと』ワールポラ・ラーフラ (著), 今枝 由郎 (翻訳) (岩波文庫)2016
『真宗と現代葬儀』蒲池勢至(法藏館)2022
『ニセ坊主 僧伽をおもう―本願寺維持財団と真宗大谷派』柳衛法舟(響流書房)2015
『僧侶と哲学者 チベット仏教をめぐる対話』新装版 ジャン=フランソワ ルヴェル (著), マチウ リカール (著), Jean‐Francois Revel (原名), Matthieu Ricard (原名), 菊地 昌実 (翻訳), 高砂 伸邦 (翻訳), 高橋 百代 (翻訳)(新評論)2008
『南伝ブッダ年代記』アシン・クサラダンマ (著), 奥田 昭則 (翻訳)(東方出版)2017
『喰えなんだら喰うな』復刻版 関大徹著(ごま書房新社)2019
『柳宗悦 妙好人総論』柳宗悦(著), 寿岳文章(編集)(岩波文庫)2004
『肉食妻帯考 日本仏教の発生』中村生雄(青土社)2011
『仏法―テーラワーダ仏教の叡智』ポー・オー・パユットー (著), 野中 耕一 (翻訳)(サンガ)2008
『呼吸による癒し 実践ヴィパッサナー瞑想』ラリー・ローゼンバーグ (著), 井上 ウィマラ (翻訳)(春秋社)2001
『スリランカの仏教』リチャード ゴンブリッチ (著), ガナナート オベーセーカラ (著), Richard Gombrich (原名), Gananath Obeyesekere (原名), 島 岩 (翻訳)(法藏館)2002
『神智学と仏教』吉永 進一 (著), 碧海 寿広 (解説)(法藏館)2021
『近現代日本の民間精神療法』栗田 英彦 (編集), 塚田 穂高 (編集), 吉永 進一 (編集)(国書刊行会)2019
『The White Buddhist The Asian Odyssey of Henry Steel Olcott』Stephen Prothero(Indiana University Press)2010
『The Birth of Insight Meditation, Modern Buddhism, and the Burmese Monk Ledi Sayadaw』Erik Braun(University of Chicago Press; Reprint版)2016
『Roots of Yoga』James Mallison & Mark Singleton(Penguin Classics; 2017th edition)2017
『日本宗教史のキーワード 近代主義を超えて』大谷 栄一 (著, 編集), 菊地 暁 (著, 編集), 永岡 崇 (著, 編集) (慶應義塾大学出版会)2018
『仏教モダニズムの遺産 アナガーリカ・ダルマパーラとナショナリズム』杉本良男(風響社)2021
『島地黙雷―「政教分離」をもたらした僧侶 (日本史リブレット人)』山口輝臣(山川出版社)2013
『スリランカと民族』川島耕司(明石書店)2006
『仏力 生活仏教のダイナミズム』佐々木宏幹(春秋社)2004
『ポスト・モダンの親鸞 真宗信仰と民俗信仰のあいだ』佐々木正典・大村英昭・金児暁嗣(同朋舎出版)1990
『日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈』大谷栄一(講談社)2019
『日本仏教と西洋世界』嵩満也・吉永進一・碧海寿広編(法藏館)2020
『仏像と日本人 宗教と美の近現代』碧海寿広(中公新書)2018
『「修養」の日本近代 自分磨きの１５０年をたどる』大澤絢子(NHKブックス)2022
『「日本心霊学会」研究 霊術団体から学術出版への道』栗田英彦編(人文書院)2022
『ヨガ・ボディ ポーズ練習の起源』マーク・シングルトン/喜多千草訳(大隅書店)2014
『シリーズ近代日本宗教史』(全6巻)島薗進・末木文美士・大谷栄一・西村明編(春秋社)
『吉祥なるチャクラサンヴァラの成就法』クリシュナーチャールヤ (東京大学宗教学年報)2001
『空海教学の真髄: 『十巻章』を読む』村上 保壽 (法藏館) 2016/6/10
おわりに
皆様、ご投稿ありがとうございました。
ブックガイドとしてご活用いただければ幸いです。
私も皆様のおすすめを読んでみようと思います。
ご投稿いただいた方の感想なども載っていますので、是非Twitterで「#2023年おすすめ仏教書3冊 」を遡ってみてください。
ありがとうございました。
結果発表をYouTube動画でもおこなっておりますので、こちらもぜひご覧ください。
