獣になれない私たち 第8話
【獣になれない私たち 第8話】日本テレビ系列、水曜22時放送
https://www.ntv.co.jp/kemonare/
あらすじ
晶(新垣結衣)の勤める会社に朱里(黒木華)が面接にやってきて採用される。恒星(松田龍平)の元に行方不明の兄が見つかった連絡が入り・・・というストーリーでした。
感想
まず、佐久間さん(近藤公園)が九十九(山内圭哉)に放った一言が良かったです。
「仕事ってさ、人生の三分の一なんだよ。その間ずっと緊張してたら人は死んじゃうんだよ」
その通りとしか言いようがないですね。
能力を最大限発揮させるためにも、社員をずっとストレスフルな環境下に置くのは悪手だなと思います。
ただ、上野くん(犬飼貴文)や松任谷さん(伊藤沙莉)の様子を見ると、一定の効果があったような気もしてしまいますが(笑)
佐久間さんとの会話の流れを引きずって?朱里が晶の会社に採用されます。
一方恒星の元に、兄(安井順平)が見つかったと連絡が入ります。窃盗罪で逮捕されていました。
恒星は兄を引き受けに警察へ行き、自分の部屋へ連れ込んだものの隙をついて兄は逃げてしまいます。
朱里が初日から遅刻で出勤する中、京谷(田中圭)が会社へとやってきます。
そこで晶&朱里と京谷は対面します。
何も知らない京谷は驚きますが、晶と朱里は楽しそうでしたね。
2人は仲良くなってきてませんか?
晶は恒星の兄とばったり出会い、ラーメン屋に入ります。
「まじめに生きてきたんですけどね、誰にも迷惑かけずに。それが今や・・・」
兄は失踪した後も妻に家賃を送り続けていたのでした。
兄が不起訴になったことで恒星は兄を奥さんの元へ連れて行きます。
そして道中兄弟げんかになりました。
「誰に怒ったらいいかわかんないから、お互い向かい合って怒るしかない」
気持ちをぶつけないと前に進めないことってありますよね。
兄は奥さんのところへ戻り抱き合います。
よかったですね。
兄を連れて行った帰り道、恒星は実家の解体工事の写真を見て1人静かに泣きます。
泣かないって言ってたじゃないか!
ゲームの件もそうですし、兄のことが好きで優しいという恒星の本当の姿が描かれていました。
「昔は苦労した。そんな話ねぇ、どん底にいる人間からすりゃあ成功者のざれごとですよ」
という言葉も優しいですね。
晶と恒星、くっつきそうな流れになっていますが、果たしてどうなるでしょうか。
それにしても、だんだんと普通のドラマになってきていませんか?
できれば最初数話の賛否分かれるような熱量のままおもしろくなってくれれば理想だったのですが・・・
でもおもしろいドラマであることは間違いないと思います。
終盤どうなるか楽しみですね!
私の満足度6(10段階)